付録

二歳のころ、父と
二歳のころ、父と

『岳飛』の小人書(まんが)
『岳飛』の小人書(まんが)

村で、父の友人たちや同い年の仲間と
村で、父の友人たちや同い年の仲間と

小学校の卒業写真
小学校の卒業写真

簡陽中学の正門(帰郷の折に)
簡陽中学の正門(帰郷の折に)

MIT で、ストロング教授の線形代数学の講義
MIT で、ストロング教授の線形代数学の講義

丁磊からの手紙。電話番号を尋ね、彼女を紹介するとのこと
丁磊からの手紙。電話番号を尋ね、彼女を紹介するとのこと

タイムズ・スクウェアの地下鉄駅で、スペイン語を話す奏者とジャム
タイムズ・スクウェアの地下鉄駅で、スペイン語を話す奏者とジャム

ウォール街にて
ウォール街にて

ホワイトハウスの前で『成都』を弾く
ホワイトハウスの前で『成都』を弾く

(『成都』は趙雷(ジャオ・レイ)の曲(フォークポップ調で広く歌われている)。四川省の都市・成都の地名ではなく、作品のタイトルを指す。)

物理・天文・数学の三冠を獲得した Feodor が同級生に説明している場面。手元に著者の AI 数学書
物理・天文・数学の三冠を獲得した Feodor が同級生に説明している場面。手元に著者の AI 数学書

さらに写真は、本書の Web サイトをご覧ください: https://clouds.wu-99.com

あとがき — 三千年のあと

この本のなかに、

すでに名を馳せていた人、

このあと名を馳せるようになる人が

登場する。

また、

これから名を残すであろう人も。

だがこの本は、

彼らが「のちに誰になったか」を

書いたものではない。

いくつかの出来事は、

世に見いだされるまえに起きていた。

いくつかは、

雲を突き抜けたあとのことで、

大地のうえで

私と出会った。

黒板のまえに立つ人、

オフィスでコードを書く人、

舞台で歌う人、

ひとつの

はじまったばかりのことをしている人。

立ち位置もちがう。

時間もちがう。

出会いそのものは、

みな真実だった。

紙になったのは、

ほんの一部。

まだ多くの人と、

多くのことが

書かれていない。

落筆忍べぬものもあれば、

多くを語りがたいものもあり、

またいくつかは

時間にゆだねるべきだった。

残るものは、

紙の字だけではない。

世界は彼らの名を記憶する。

私が覚えているのは、

人込みのなかでの彼らの姿—

高みにいるときだけではない。

それは

名声の話ではない。

成功や失敗の話でもない。

人と人とのあいだに、

かつて、

ちがう高みで、

ちがう分野で、

ちがう時間に、

確かに生じた

つながりのことだ。

三千年のあとには、

もはや

人なのか、

それ以外なのか

わからなくなっているかもしれない。

この土地には

究極、

歩いたあとだけが残る。